オホーツク海。
リアル・ペールトーン。
カラフトマスはこの海の向こう、遠くベーリング海方面まで回遊し
ほぼ正確に自分の生まれた川に戻ってくる。

オンネベツ川河口。カラフトマスのうまれた川の玄関口。
海水と淡水が混ざって渦になる。
この辺りを行きつ戻りつしながら、
徐々に淡水に体を慣らし、川を登りはじめる。

なぜ、自分の出発した川がわかるのでしょう?
調べによると、
脳にセンサーをつけた魚を
となりの川の水をためて放しても反応しないが、
出発した川の水には反応することから、
水の味を覚えているという説が有力。
でも、成分分析しても二つの川の違いは科学的には見いだせず、
「帰ってこられる訳」はいまのところ「謎」なんだそう。

河口から30mくらい、ひと登りしたあたり。
まだ元気な魚が大半だけど、
傷ついて、浮き沈みしているものもいる。
そしてこの直後には
こんな登りが待っている。

がんばって登りつき、産卵すると、命が終わる。
カラフトマスは2年の命です。
ちなみに、北の海を回遊中に漁獲されると、

缶詰になります。スーパーで250円前後。
posted by SPIKA at 12:00|
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