城址公園の近くを散歩していて、通るたびに気になっていたお店があった。
扉には「zakka conte」
ある日通りかかったら、お店の外で女の人がタバコを吸っていて
それが店主のなおさんだった。
conteの中には、なおさんがいいと思ったアート作品や雑貨が
ぎっしりと並んでいた。
器、アクセサリー、絵画、猫、服、絵画、古書、リトルプレス、
器、アクセサリー、絵画、猫、服、絵画、古書、リトルプレス、
これすてき、と感想を言ったりすると、
なおさんはうれしそうにゆっくり笑って
なおさんはうれしそうにゆっくり笑って
「あーそれ。気になった?いいよね。」と
作家さんの話から、いろんな話がとめどなく続いて
はっと気づくと1時間以上たっていた、なんていうこともザラだった。
買うように勧められたことは一度もない。
買う、というと、
「え、ほんとに?」
と毎回言われた気がする。
2013年の夏、
古本市をやりたい、と相談に行ったら、
すごくいい!
すばらしい!
うしやまさんが光って見える、
と、言ってくれた。
あの時の全肯定のおかげで、わたしはいまでも前に進むことができる。
あの時の全肯定のおかげで、わたしはいまでも前に進むことができる。
たくさん具体的なアドバイスをくれて
いろんな面白い人を紹介してくれて
conteでもたくさんの作家さんたちといっしょに
「読む」ということに真摯に向き合い
興味と愛情の結晶みたいな展示をつくってくれた。
conteでもたくさんの作家さんたちといっしょに
「読む」ということに真摯に向き合い
興味と愛情の結晶みたいな展示をつくってくれた。


悩んだり
腹たつことを話しに行くと
腹たつことを話しに行くと
もっと腹たつ話を聞かせてくれて
それが大概、私の話なんてどこかに飛んでいくくらいとんでもない話だった。
ニセモノや俗物が大キライななおさんの悪口は超痛快で
書いているとどんどんいろいろ思い出す。
不思議な話もたくさん聞いた。
ありがとう、と言うと、
「なんでーこちらこそだよー」と
メガネの奥の目がゆっくり笑ってた。
conteですごした時間を思い出すと
永遠に続く、ひだまりの午後や、
夢の中のような感じです。
